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賢明な決断、イランに求める=岡田外相(時事通信)

 岡田克也外相は10日未明、国連安全保障理事会がイランの核問題に関して、同国への追加制裁決議を採択したことについて、「今後、国際社会が決議を着実に実施し核問題の平和的、外交的解決に向けイランに賢明な決断を求めることが重要だ」との談話を発表した。
 外相は談話で「わが国はイランが速やかに交渉プロセスに復帰するよう引き続き働き掛けるとともに、対話を通じた問題解決に努力する」と強調した。 

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<貧困ビジネス>受給敷金を吸い上げ、生活保護費を食い物に 詐欺容疑で逮捕(毎日新聞)

 生活保護受給者が転居した際に自治体から支給される敷金や引っ越し代を、大阪市からだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は30日、生活困窮者の支援をうたう自称・NPO(非営利組織)幹部の畑勲容疑者(47)=同市北区池田町=ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。畑容疑者らは不動産業者らと組んで、敷金扶助などの保護費を吸い上げる仕組みを構築していたとみられ、府警は保護費を食い物にする「貧困ビジネス」の実態解明を急ぐ。【生野由佳、松井聡】

 他に逮捕されたのは、NPO元メンバーで無職、鍋嶋茂(59)=同市北区豊崎4=と、無職の山本一人(46)=同市東住吉区照ケ丘矢田1=の両容疑者。逮捕容疑は、生活保護を受けて大阪市内で暮らしていた山本容疑者が、家賃の安い神戸市に転居すると偽り、昨年11〜12月、敷金、引っ越し代などを扶助する保護費計約36万円をだまし取った、としている。山本容疑者は認めており、他の2人は否認しているという。

 大阪市は生活保護の住宅扶助の上限(単身世帯月4万2000円)より家賃が高い受給者には、家賃の安い住宅への転居を指導している。府警は、畑容疑者らがこの転居指導を悪用する手口で、他にも保護費を詐取していたとみて追及する。

 大阪市によると、特定非営利活動法人の認証は受けていない。

 ■追跡

 ◇「商売は何でもだまし」

 「受け取った金は、あくまで協力業者からの寸志」。自称NPO幹部の畑容疑者は逮捕前日の29日、大阪市北区の高層マンションに構えた自宅兼事務所で毎日新聞の取材に応じた。生活保護受給者の転居に絡み、不動産業者などの協力業者から保護費を還流させ、毎月40万円程度の収入があるという。畑容疑者はこの仕組みを自ら考案した「畑システム」と自慢し、「行政はだましたが、受給者からピンハネはしていない」と開き直った。

 28階建ての高層マンション6階。ガラス張りの事務所スペースで、革張りのソファに腰をかけた畑容疑者は丁寧な口調で「社会への怒りで昨年秋から始めた活動。相談者からは(金銭は)一切もらわない」と説明した。

 畑容疑者によると、ホームレスなど生活困窮者の相談を受けると、まず生活保護の上限より家賃が高い部屋に入居させ、生活保護を申請させる。行政から低家賃住宅に転居するよう指導があると転居することとし、敷金や引っ越し代の扶助費を行政に水増し請求する。かかわった不動産仲介などの協力業者から、扶助費の一部を還流させていたという。

 「転居先の部屋が敷金・礼金が不要な『ゼロゼロ物件』なら利益も増える。(自分が)受け取るのは1人当たり4万〜10万円。自分も最近まで生活保護受給者で、ぜいたくはしない。たまに立ち飲みに行ければええ。こんなきれいな所に住めてるし」と言う。最後に「いつまでこの活動を続けられるか自信はない。しかし、商売は何でも『だまし』。行政からはどう思われてもええ。大事なのは困窮者の視点」と強調した。

 一方、共に逮捕された鍋嶋容疑者もかつては畑容疑者に相談して生活保護を受けた一人。取材に対し「家賃の高い住宅に入居させられ、掛かった費用は保護費から徴収された。自分は利用されただけ」と畑容疑者を批判した。畑容疑者が名乗っていたNPOの代表を務める60代男性=大阪市都島区=も「(畑容疑者に)NPOの名義を貸したが、活動がえげつないので名前を使わないよう抗議した」と語った。【藤田剛、生野由佳、松井聡】

 ■Newsプラス

 ◆貧困ビジネス

 ◇生活保護費が標的

 生活保護受給者から生活保護費をピンハネしたり、保護費を不正受給して利益を上げる「貧困ビジネス」。数年前から主に大阪市など関西で問題になっていたが、不況下で各地にはびこり社会問題化している。

 ホームレスらに住居を用意し、食費や家賃の名目で保護費を吸い上げる「囲い屋」と呼ばれる手口や、今回の事件のように転居の際に掛かる敷金扶助なども標的にされている。敷金扶助は、賃貸住宅に入居する生活保護受給者に対し、敷金などの費用として支給する生活保護費。全国で最も生活保護受給世帯が多い大阪市の場合、昨年度は約1万3100世帯に支給された。

 貧困ビジネス対策に乗り出した大阪市は、今年2月から敷金扶助の申請の審査を厳格化し、2〜3月で13件の不正を確認した。転居先は敷金・礼金が不要の「ゼロゼロ物件」なのに、支給上限の29万4000円を請求する申請もあった。大阪市は4月から、敷金扶助の上限を家賃7カ月分から4カ月分に引き下げた。

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「辺野古周辺」政府方針に反対…社民・三役会議(読売新聞)

 社民党は24日、党首の福島消費者相らによる緊急の三役会議を国会内で開き、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先を米軍キャンプ・シュワブのある同県名護市辺野古周辺とする政府方針に反対する考えで一致した。

 移設案に関する日米共同文書の発表のほか、政府の対処方針を閣僚の署名が不要な「首相発言」で決定することにも反対することにしたが、連立政権の離脱は議題にしなかった。福島氏は25日に沖縄を訪問し、仲井真弘多知事や稲嶺進名護市長らと会談する。

 会議に先立ち、福島氏はさいたま市で記者団に、日米両政府が共同文書をまとめることについて、「地元の同意も連立政権の同意もなく、米国との交渉が先行して宣言まで出す直前になっていることは、手続きがおかしい」と批判した。

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「国民ID」13年までに導入、20年には医療・介護のIT基盤を確立(医療介護CBニュース)

 政府の「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部」(IT戦略本部)は5月11日、第53回会合を開催した。IT(情報技術)を活用することで、2013年までに個人認証のための「国民ID制度」や医療・健康情報を管理できる「どこでもMY病院」のサービスを導入し、20年にはすべての国民が地域を問わずに質の高い医療サービスや在宅医療・介護を受けられるIT基盤を確立することなどを決めた。

 国民ID制度の導入により、13年にはコンビニエンスストアや郵便局などに設置する「行政キオスク端末」を通じて、国民の半数以上が住民票など主要な証明書などを入手できるようになる。どこでもMY病院については、13年から調剤情報を電子的に管理する仕組みを開始する方針。これに先立ち、今年度中に診療明細書や調剤情報の電子化方策、どこでもMY病院の運営主体、診療情報などの帰属や取り扱いなどについて決める。

 15年には医療や介護にかかわる施設間での円滑なデータ共有を可能にする体制を構築するため、今年度中に具体的な方針を固める。匿名化されたレセプト情報などの活用による医療の効率化については、来年度の早期に厚生労働省に集約される情報を外部提供するため、今年度中に有識者から成る検討体制を構築し、データ活用のためのルールなどを決める。

 高齢者の在宅医療と介護の推進については、今年度中に医療と介護で情報共有すべき項目を詰め、12年の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて情報連携の方法を示す。また、独居老人の見守りシステムの普及を推進する。

 高齢者や障害者が使いやすいITの端末とソフトウエアの在り方についても、今年度中に関係府省や業界から成る検討体制を構築し、来年度から開発と普及を推進する方針だ。

 こうした基本方針をベースに、月内をめどに担当府省を明記したより具体的な行程表を策定する。


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 強制起訴された南谷昌二郎、垣内剛の両元社長は23日夕、大阪市北区のJR西本社で相次いで報道陣の取材に応じた。ともに硬い表情で、慎重に言葉を選びながら語った。井手正敬元社長は取材に応じず、コメントなども出さなかった。

 南谷元社長は「(起訴を)重く受け止めている」とし、認否については、「これからの問題。真摯(しんし)な気持ちで対応していきたい」と語った。

 垣内元社長は「重く受け止めなければならない。事故当時の責任者として改めて深くおわび申し上げる」と頭を下げ、認否については「誠実に対応していく。弁護士と相談の上で私の見解をまとめたい」と述べた。

 またこの日、JR西の佐々木隆之社長もコメントを発表。「引き続き被害に遭われた方々に誠心誠意と受け止めていただけるような対応、安全性の向上、変革の推進に全力で取り組んでいく」とした。【牧野宏美】

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学級崩壊リポートつるし上げ「ショックで通院」(読売新聞)

 大阪府南部の市立小学校で、学級崩壊状態のクラスを巡り、学校側の不手際による保護者間のトラブルがあり、保護者女性の1人が精神的なショックで通院する事態になっていたことがわかった。

 女性は市に慰謝料など約1800万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

 訴状や市教委によると、6年生のクラスで2008年5月中旬、授業が成立しない状態になり、学校側は保護者に授業参観を呼びかけた。訴えた女性は、5日間授業を見学。授業中の立ち歩き、掃除をサボった様子など、児童10人の名前入りでリポートにまとめた。

 学校側は、児童の名前をペンで消し、リポートを翌月の保護者会で配布したが、消し方が雑なため児童10人の名が特定された。10人の保護者のうち5人は、リポートを書いた保護者の名を答えるよう学校側に要求。校長が女性の名を伝えたため、女性は喫茶店に呼ばれ、5人から2時間以上にわたり謝罪を求められた。校長も同席したが、ほとんど発言しなかったという。

 女性は、急性ストレス障害と抑うつ状態の診断を受けたという。市教委は「つらい思いをさせた」と非を認めながらも、「訴訟への対応は検討中」としている。

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 順天堂大は16日、がんの放射線治療や抗がん剤の副作用で不妊になる前に卵巣を摘出、凍結保存し、治療後に移植する治療を始めると発表した。乳がんや子宮頸(けい)がんなど15〜44歳の10万人以上の患者が想定されるという。これまで凍結卵巣の移植は研究段階で、一般患者が治療を受けられるようになるのは国内初としている。

 学内の倫理委員会が12日、承認した。対象は、閉経前で卵巣機能に異常のない女性で、病気の種類を問わない。保護者が同意すれば未成年も受けられる。患者の自己負担は約70万円という。

 卵巣細胞を生存させたまま凍結することは技術的に難しく、治療法として確立していなかった。今回、07年に凍結技術を開発した加藤レディスクリニック(東京都新宿区)と協力し可能になった。

 治療前に2つある卵巣のうち1つを摘出、表面付近の組織を取り出し、液体窒素などで急速冷凍。がん治療後にもう一つの卵巣に移植する。同クリニックによると、米国では今年3月までに、この技術を使い姉妹間などで2例の卵巣組織移植が行われ、いずれも卵巣機能が回復したという。

 医学部の菊地盤(いわほ)准教授は「がん克服後に子供を持つという希望を持って治療に臨んでほしい」と話す。【斎藤広子】

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JASマークを無断使用=「深大寺そば」の製粉会社−容疑で社長ら書類送検・警視庁(時事通信)

 無断でJASマークを付け、そばを販売したとして、警視庁生活経済課は14日、日本農林規格(JAS)法違反容疑で、東京都三鷹市の製粉会社「島田製粉」の島田信隆社長(69)と法人としての同社を書類送検した。
 同課によると、同社は製造した乾めんに、認定を受けずにJASマークを付け、そば店に販売した疑いが持たれている。
 同社は「深大寺そば」として都内十数店に販売。原材料欄は「そば粉、小麦粉」の順で表示していたが、7割が小麦粉で、そば粉は3割しか含まれていなかった。 

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新党「平沼党首」で始動 経済成長・財政再建「両輪」(産経新聞)

 平沼赳夫元経済産業相、与謝野馨元財務相らは5日夕、新党結成に向けた会合を都内の料理店で開き、党首には平沼氏が就くことを決めた。政策面では、経済成長と財政再建を「車の両輪」と位置づけ、将来的な消費税率引き上げも視野に入れることを確認した。一方、鳩山邦夫元総務相の結成時の参加は平沼氏側の意向で見送られ、新党の結成時期は8日から10日に先送りされる方向になった。

 会合には、平沼、与謝野両氏と、園田博之前自民党幹事長代理、藤井孝男元運輸相が参加。石原慎太郎東京都知事も同席した。

 終了後に記者団の取材に応じた平沼氏によると、夏の参院選について、改選数5の東京のほか、2以上の選挙区にも擁立を検討していくことを確認した。党名は再度調整するが、同氏は「『日本』の呼称を使うのなら漢字の方がいいかもしれないが、今の時代に合うのならひらがながいいんじゃないか」と述べた。

 結成時のメンバーについては「『おじさん集団』でとりあえずはやる」と答えた。鳩山氏と、新党参加が有力視されていた鴻池祥肇・元防災担当相については「結成時のメンバーにならない」と明言。中川義雄参院議員については「(参加の)話をしているのは当然のことだ」と述べるにとどめた。

 また、昨年の衆院選で落選した中山成彬元国土交通相が新党参加と、夏の参院選比例代表への立候補の意向を表明した。

 会合に先立ち、園田氏は自民党本部で谷垣禎一総裁に離党届を提出した。

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千葉佐那 ドラマで注目、龍馬慕ういちずさに墓参者急増(毎日新聞)

 坂本龍馬(1835〜67)を思い続け、生涯独身のまま世を去った女性剣士、千葉佐那(1838〜96)。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で女優の貫地谷(かんじや)しほりさんが佐那役を演じて以来、甲府市の清運寺にある佐那の墓を訪ねる人が急増している。田中宏昌(こうしょう)住職は「佐那のいちずな姿が人をひきつけるのでは」と話している。【水脇友輔】

 清運寺の一角にある佐那の墓石には「千葉さな子墓」「明治二十九年十月十五日逝 坂本龍馬室」と刻まれている。「龍馬室」とは龍馬の妻という意味。佐那は晩年、周囲に「龍馬のいいなずけだった」と語っており、彼女を思いやって記されたとみられる。

 ドラマ「龍馬伝」で貫地谷さんは美しく勝ち気な佐那役を演じている。田中住職によると、昨年1年間の墓参者は200人ほどだったが、今年はドラマが始まった1月から2カ月間で既に400人近くが訪れた。以前は剣道の必勝祈願に来る人や熱狂的な龍馬ファンがほとんどだったが、最近は高校生から高齢者までさまざま。龍馬の故郷である土佐・桂浜の小石や龍馬の人形を供える人もいるという。

 佐那は北辰一刀流の開祖、千葉周作の弟定吉の長女。同流の免許皆伝を受けるほどの腕前だった。龍馬は1853(嘉永6)年に江戸にあった定吉の道場に入門し、彼女と出会ったとされる。1863(文久3)年には姉の乙女にあてた手紙で「この話は人にゆ(言)はれんぞよ。すこしわけがある」と前置きし、佐那について「馬によくのり剣も余程手づよく、長刀(なぎなた)も出来、力はなみなみの男子よりつよく」、初恋相手とされる平井加尾より「かほ(顔)かたち少しよし」と記していた。

 龍馬が暗殺された後、佐那は家伝だった灸(きゅう)を生かし東京・千住に「千葉灸治院」を開業。自由民権運動家の板垣退助も治療した。板垣の紹介で甲府出身の自由民権運動家、小田切謙明も治療し、小田切夫妻と懇意になった。58歳で病死し、東京の寺に埋葬されたが、無縁仏となることを哀れんだ謙明の妻豊次が分骨して小田切家の菩提(ぼだい)寺である清運寺に墓を建てたと伝えられる。

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